外国為替市場の為替レートは、買値と売値の二つの値で表示されています。通貨を売買するとき、購入価格(ビッド)と売却価格(オファー、またはアスク)には差額があります。この差額はスプレッド(spread)と言います。

例えば:購入価格が107.00円、売却価格が107.05円のとき、スプレッドは5銭です。この差額が実質的には投資家のコストになるので、スプレッドは小さければ値動きの幅が小さくても投資家にとって有利ということになります。

スプレッドとは

数十年前、銀行間市場のスプレッドは10銭ほどありましたが、現在は2銭程度に下がってきました。つまり、市場規模が拡大することによって、市場の流動性が高くなり、スプレッドは少なくなります。

ただ、スプレッドは流動性だけではなく、市場動きの程度などに応じて変動することもあり、大きなニュースが流れて市場が激しく動くときはスプレッドがまた10銭になっても可笑しくないでしょう。また、市場の動き以外、信用度の低い相手に対して、スプレッドが広がることもあります。